商業用のイラストをお願いされましたので、その感想とか紹介とか。
今回はこちら。
dカードおつり投資できるTHEO+docomoドコモユーザー必見
(別窓で開きます)
↑こちらのトップ絵を描かせてもらいました。
dカード使ってる方で、投資に興味がある方は覗いてみてください。
今ってスマホとカードで連携して投資とかそういうのもあるんですねえ。
・・・そろそろ玩具会社の株とか買ってみるかな。
他にもクレジットカードサービスの紹介をされているようなので、困っている方はぜひ。
さて
実は、というか実はもなにも商業イラストを描くのは初体験なので
せっかくなので普段は書かない「描き方」の話でもしましょう。
パターン1
パターン2
今回、記事内容に似あうトップイラストを描いてくれということだったのですけど
まあそもそも、依頼で絵を描くの初めてなので、まずは手書きラフ画で構図の提案をしました。
2パターン描いて、人物2人のほうで行くことになりました。
背景にいろいろごちゃごちゃ書いてますけど、この中から要素を拾って決めていきました。
そして個人的難関、『下塗りラフ』
そもそも手書きからそのままペン入れするのが普段のスタイルなので、その間に挟むラフってのがなんなのかよくわからず
ググりつつこれを描いたところ、これでよかったらしいです。
手書きの下絵を元にデジタルで線を整頓してベタ塗り。
依頼者さんに「完成予想図」を見せて確認してもらう用のやつらしいです。
当初は背景を写真素材で行こうかな、と思ってましたけど最終的にグラデーションで落ち着きました。
女性のほうの服は縦線入れると必要以上にセクシーなイメージがついちゃうのでこれはボツに。
あと何より描きづら(ry
こっから清書がはじまります。
まずは線画。
依頼は960X646pxだったんですが
オリジナルサイズだと作業しづらいので3倍サイズで作業して完成後に縮小してます。
この時適当な数値を打ち込むとあとで痛い目を見るので、等倍にしときましょう。
これに別レイヤーで色づけ。
僕の場合、線画の上に乗算で色付けてるんですけど、一般的には線画の下に通常レイヤーで塗ってくらしいですね・・・
僕の場合目は別フォルダで作業してるのですでにこの時点で完成してますね。
最初はもっと書き込んでいたんですけど、どうにも怖かったので完成品くらいまで簡略化しました。
で。今度は色の上に影とハイライトを入れるとこんな感じ。
塗り方はきつよめ!のやり方に近い感じで塗っています。
具体的には影塗りレイヤーはアニメ塗りで、上端を通常クリッピングでぼかし、下端を乗算クリッピングで重ね塗りしています。
あとは背景を描き、テキストを手書きで入れて、いろいろ調整して完成。
依頼者さんに確認してもらってOKもらって完了となったわけですが。
やっぱり誰かと意思疎通をしながら絵を描くというのはなかなか大変です。
普段描いてるやつは企画から作業から全部一人でやってるので特に。
ラフ画って大切なんだなあ・・・